Bybit (バイビット) はシンガポールに拠点を置く、仮想通貨取引所です。最大100倍のレバレッジをかけて取引できることが特徴です。また、日本語にも対応しているので、英語が苦手な方も安心して取引を行うことができます。
今回はByibitで損益計算に必要な取引履歴の取得方法を解説していきます。
【bybi統合アカウントに関するおしらせ】
bybit統合アカウントでダウンロードできる履歴ファイルに関しては、サンプルデータが不足しているため、引き続き調査中でございます。
なお、移行されていないアカウントでも、取得できるファイル形式に変更がございましたが、変更後の「bybit-Derivatives-TransactionHistory」も取込できるようにリリースいたしました。(2023/3/11)
目次
Gtax、Guardianでの計算に必要な取引履歴
仮想通貨の損益計算ソフトGtax、仮想通貨の確定申告サポートGuardianで計算をする際に、Bybitで取得する必要がある取引履歴は以下のとおりです。
■デリバティブアカウントの履歴
・デリバティブ履歴(Bybit-Derivatives-History-xxx)
■現物アカウントの履歴
・現物取引
・エアードロップ(コピペ対応)
・自動引き落とし(コピペ対応)
■ByFiアカウントの履歴
・byfi履歴
Gtaxでは預入・送付は個人のウォレット間の移動であるとし、数量の増減や損益へ影響が発生しない処理となっております。
そのため、bybitに関しては、預入・送付のファイル履歴には対応しておりません。(APIでは対応しております)
出金時にかかる手数料が発生している場合は、お手数をおかけしますが、手数料のみ共通フォーマットにて登録をお願いいたします。
bybit(バイビット)のデリバティブアカウントの履歴の取得方法
【bybi統合アカウントに関するおしらせ】
bybit統合アカウントでダウンロードできる履歴ファイルに関しては、サンプルデータが不足しているため、引き続き調査中でございます。
なお、移行されていないアカウントでも、取得できるファイル形式に変更がございましたが、変更後の「bybit-Derivatives-TransactionHistory」も取込できるようにリリースいたしました。(2023/3/11)
1.bybitにログインしたら、画面右上の「資産」から「デリバティブ」をクリックします。
2.「履歴」をクリックします。
3.「エクスポート」をクリックします。
4.カスタマイズより「日時」を指定し、「今すぐエクスポート」クリックすると、「Bybit-Derivatives-History-xxx」or「Bybit-Derivatives-TransactionHistory-xxx」のファイルがダウンロードできます。
Gtaxでカンタン損益計算
bybit(バイビット)の現物アカウントの履歴の取得方法
現物取引
bybitにログインしたら、画面右上の「注文及び取引」から「現物注文」をクリックします。
以下のような画面が表示されるので、「取引履歴」を選択し、画面右上のダウンロードをクリックしてください。
カスタマイズで日付を指定して「今すぐダウンロード」をクリックしてください。
「Bybit-Spot-TradeHistory-×××」というファイルがダウンロードできます。
※現物取引履歴は一度に1万件までダウンロードできます。1万件を超える場合は何回かに分けてダウンロードしてください。
エアードロップ(コピペ対応)
ログイン後、画面右上の「資産」から「現物アカウント」をクリックしてください。
資産ページを開いたら、「履歴」をクリックしてください。
「その他」の画面を開き、タイプ「エアードロップ」を選択、日付指定をしてエアードロップの履歴を表示します。
履歴を表示したら赤枠部分のヘッダーも含めて履歴をすべてコピーしてください。
履歴をコピーできたら、本記事の「エクセルへのコピー&ペーストの方法」を参考にエクセルに履歴を貼り付けて下さい。
自動引と落とし(コピペ対応)
ログイン後、画面右上の「資産」から「現物アカウント」をクリックしてください。
資産ページを開いたら、「履歴」をクリックしてください。
「その他」の画面を開き、タイプ「自動引き落とし」を選択、日付指定をして履歴を表示します。(日時指定しない場合はすべての期間の履歴が表示されます)
履歴を表示したら赤枠部分のヘッダーも含めて履歴をすべてコピーしてください。

bybit(バイビット)のByFiアカウントの履歴の取得方法
※Gtaxをご利用いただいている方へ
2重資産マイニングなどを実施している場合にはステーキングに使用した金額がすべて経費、受け取った金額がすべてボーナスとして計算を実施します。そのため、USDTでボーナスを受け取られる場合にそれらが利益として認識されるので、ステーブルコインからも利益が認識される場合あることを予めご了承ください。(bybitの履歴の仕様上このような処理方法とさせていただいておりますが、最終的な損益額には影響はありません。)
右上の「資産」にカーソルを合わせ、「資産調達」をクリックしてください。

右上の「履歴」をクリックします。

「履歴」タブを開き、「資産運用」をクリックします。

「履歴」画面に遷移しましたら、右上の「ダウンロード」をクリックします。

取得したい履歴の期間を指定し「ダウンロード」をクリックします。

履歴の生成が完了しましたら、状態が「ダウンロード完了」となりますので、アクション下の「ダウンロード」をクリックしbyfi履歴を取得してください。
エクセルへのコピー&ペーストの方法
エクセルを起動してください。エクセルを持っていない場合はGoogleスプレッドシート(無料)で代用することが可能です。
シートの①「A1」を右クリックし、②「値のみ貼り付け」もしくは、「貼り付け先の書式に合わせる」を選択し、ペーストしてください。

エクセルのシートに、履歴がペーストされるので、データがセルに分割されていること、ヘッダがペーストされていることを確認してください。
※上記画像はサンプルデータです
確認出来たらファイルに名前を付け、保存してください。
年末の仮想通貨保有数を確認しましょう
損益計算を行った際に「計算上の仮想通貨保有数」と「実際の年末仮想通貨保有数」を照らし合わせることにより計算結果の正確性を検証する方法があります。
この検証を行うことによりデータの不足が無いかなどもチェックできるのでしっかり記録しておきましょう。
Bybitにログインしたら、画面右上のアカウントにマウスカーソルをあわせ、「個人資産」をクリックします。

各仮想通貨の保有状況は画像の枠で囲まれた部分に表示されています。年末時点の保有状況をコピペやスクリーンショットなどをして記録しておきましょう。

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